エキスポシティのフードコート。オムライス北極星は本家の味だった。
エキスポシティ3階にあるフードコート(正式名称はフードパビリオン)。その一角に、元祖オムライスの店・北極星があります。
エキスポシティ ランチ人気No.1は明太子食べ放題の「ごはんとわたし」
フードコートって、なんか味がおちると思いませんか?なんか違うな、とか。私はよく思うのです。まぁ、安いししょうがないなとあきらめるのですが、エキスポシティは高い。フードコートでも高い。だからって特別に味がいいわけでもなく…。
しかし、北極星は本物でした。
新大阪駅で食べた時は、おや?何が違うと思ったのですが、ここエキスポシティ店は本店と違わない味でした。
元祖オムライスのお店と掲げているだけあって、心斎橋にある本店は、和風の建物で靴を脱いで食べるスタイルで、風情もあります。そんな雰囲気もあって、おいしく感じるのかなぁと思ってました。
オムライス誕生秘話
現「北極星」の先代、北橋茂男が洋食屋
「パンヤの食堂」を始めたのは大阪の汐見橋
(現大阪市浪速区)で、1922(大正11)年のことでした。
日本の代表的な洋食でおなじみの
❝オムライス❞が生まれたのはこの
「パンヤの食堂」でした。
当時、雨具屋の小高さんという
ご常連のお客様がおり胃の具合が悪い方で、
いつもオムレツと白ごはんを食べておられました。
1925(大正14)年のある日、当時20代半ばだった
アイディアマンの茂男は「くる日もくる日も同じものではかわいそうだ」と、
ケチャップライスを薄焼き卵で包んだ特製料理を小高さんにお出ししました。
「おいしいやん!なんやこれ?」と大変気に入られ、
「オムレツとライスを合わせてオムライスでんな。」と、とっさに答えたのが
❝オムライス❞の誕生の由来だったのです。
出展:由来 オムライスの北極星
それが、フードコートでもおいしかった。
チキンライスにケチャップソース。
固まるか固まらないかの絶妙な火加減の卵。
「北極星」といえばの生姜。
ケチャップライス
ケチャップが主なのに酸味がなく、懐かしい洋食の味。
でした!