北摂 子育てブログ

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冷蔵庫 安い時期はいつ?安く買う方法は?

家電のなかでも、買い替えるとなると大きな家計の負担となる冷蔵庫。「壊れてから買えばいい」と思っていませんか?

 

実は我が家もそうでした。

 

事実この冬、冷蔵庫が壊れたので、慌てて買いに行きました…。こともあろうことか、ふるさと納税の返礼品で冷凍庫がパンパンになっているこの時期にです。高級食材が腐ってしまう(涙)

ふるさと納税カツオのたたき 高知県奈半利町の塩だれが最高! - 北摂 子育てブログ

 

ほんと、計画的に購入しておけばよかったなぁと後悔もしてます。

 

小さくて安いものでも3万円。高いものだと30万円以上もする冷蔵庫。

 

どうせ買うなら、一番安い時期に買いたいですよね?では、一体いつが一番安いのでしょうか?安く買う方法と一緒にご紹介したいと思います。

 

目次

 

新製品が出始める時期

各メーカーは毎年新製品を発売します。10月~11月にかけて新製品を発表し、その後1年間かけてその製品を販売します。そして、また翌年の10月~11月になると新たな製品を発表するというサイクルになっています。価格も10月~11月の発売当初は30万円以上したものが、8月くらいには半額程度になり、9月~11月に更に下がり、12月までに前年度の製品を売りきろうとします。

 

つまり、一年で一番安くなるのはこの時期・10月~12月初旬ということになります。段々と価格は下がっていくものの、12月には在庫が無い状態が多く、狙い目としては10月~11月がよいでしょう。型遅れになるかならないかの微妙な時期ですね。

 

型遅れとは言っても、さほど性能がかわることはありませんので、一番お得で安く買える時期だと言えます。

 

12月初旬からはボーナス商戦となり価格はあがります。家電量販店としては、儲け時になります。当然、値引きをして購買意欲を高めようとしますが、新製品が投入された直後で、元々の価格設定が高い時期ですので、新機種にこだわりが無ければこの時期は避けたほうがよいでしょう。反対に、誰も持っていない誰も使っていないこの時期に、いち早く欲しい!という方は、このタイミングで購入されるのではないでしょうか。1月になってからでは遅すぎますよね。

 

決算時期

型遅れは嫌という方は決算時期がおすすめです。決算を前に売り上げを拡大させようとする家電量販店の思惑でセールをする時期です。ヤマダ、ケーズデンキヨドバシカメラノジマエディオンジョーシンなどの決算期は3月、ビックカメラ、コジマ、ベスト電器などは2月が決算期になります。これは、冷蔵庫だけでなく家電全般が安く買える時期といえますね。価格が安くなるというより、家電量販店としては売りたい時期ですから、価格交渉の余地が大きいといえます。

 

戦略機種製品

戦略機種製品とよばれるものがあります。これは、冷蔵庫メーカーと家電量販店が契約し、この時期にこれくらい売るから、この値段で仕入れさせてねと約束する商品です。例えば、Aメーカーの〇〇という商品をB家電量販店が11月に10,000台の販売数を約束するかわりに1台あたり50,000円で仕入れ(家電量販店側がメーカーから購入する金額)るということになります。Aメーカーは、〇〇という商品をC家電量販店に対しては80,000円で売っていたりします。同じAメーカーのものでも△△という機種はB家電量販店に対して80,000円。

 

すると、どうなるでしょうか?

 

まず、〇〇という機種も△△という機種も販売価格は、同じ100,000円だとします。B家電量販店の場合、〇〇を売ると50,000円の利益、△△を売ると20,000円の利益です。当然、お店としては〇〇を売りたいですよね。しかも、この機種を20,000円値引きをしたとしても、まだ、30,000円も利益が残っています。一方、C家電量販店は20,000円値引きすると利益が0円になり販売することができません。B家電量販店は他店との価格競争でも優位に立つことができるのです。

 

このような事情があっても、売り場のセールスの方は教えてはくれません。POPが付けられてるわけでもないので、一般的には見分けがつきません。

 

見分ける方法はただひとつ、やたらと「おすすめ」される機種です。このような機種は、販売するよう目標を達成するよう大号令がかけられているはずですから、それとなくすすめてきます。

 

でもこれは、私達消費者にとってもお得な商品なのです。価格交渉の余地がありますからね。どんどん値下げしてもらうことが可能です。

 

それとは別に、××家電量販店専用機種というのがあります。これは、家電量販店用にメーカーがOEM供給しているもので、その家電量販店用の品番が割り当てられています。たまに、品番で検索しても家電量販店の名前しかでてこないものってないですか?それです。これは価格競争に巻き込まれないようにするためでもあります。最安値が簡単に調べられる時代ですから、同じ品番だと価格競争は免れません。

 

展示品・生産終了品

安い時期に安く買おうと思うなら、展示品か生産終了品です。展示品は店内で展示されていた商品、生産終了品は新機種の投入で生産がストップとなる商品です。特に展示品は、大きく値引きをしてもらうことが可能ですが、搬入してもらう前にメーカーのメンテナンスを受けるため1週間程度かかります。冷蔵庫が壊れてしまって急を要する場合などは、相談により、2~3日で対応してもらえる場合もあります。

 

ネット通販

安いといえば、ネット通販ですよね。最安値がわかる価格.comのレビューも見ても、実際は家電量販店で買いましたというレビューが多く見受けられました。これは、冷蔵庫特有の大きさ・重量や回収といった作業が関係しているのかもしれません。ネット通販で気をつけないといけないのは、知らないうちに購入が完了していたということ。これは、便利そうではありますが、最低でも下記のことを考えてから注文する必要があります。不明な場合は購入ボタンをクリックする前に問い合わせましょう。

 

・家電リサイクル料金はいくらか?回収してもらえるのか?
 家電量販店の冷蔵庫 引き取り料金比較

 全く記載がない場合があります。例えば、新品の展示品を販売しているリサイクルショップは安い分、売り切りまでというところがあります。

 

・運送費は含まれているか?

いくらなのか確認しましょう。東京は無料~となっていたりするので、~って?東京以外は?と確認が必要です。

 

・設置費は含まれているか?

運送費は無料で設置費は別料金の場合があります。こんな重たいものを玄関先で渡されても困りますよね。

 

・納期はいつか?

壊れてしまった場合は、特に気になりますね。

 

・展示品か?

展示処分品を安く販売している場合があります。納得したうえで購入するには問題ないかと思いますが、安すぎるものは確認が必要です。

 

・追加料金はないか?

搬入が困難な場合は追加料金が課される場合があります。また、コストを抑えている分、搬入時に冷蔵庫の下に敷くシートをセールスされる可能性があります。

 

・保証は?

最近は、10年無料保証をつけてくれるところが多くなっています。冷蔵庫といえば10年もの。これがあれば安心ですよね。

 

買取

家電量販店によっては、10年未満の冷蔵庫などは、現在使用している冷蔵庫を10,000円などの定額で買い取ってくれる場合があります。リサイクルショップも無料で出張査定してくれます。価値がなかったらどうしようとか、何か売らされるのでは?と心配になるかもしれませんが、そもそも価値がないと判断されたら家に来ることはありませんので、何年製なのか、メーカーや型番などは事前に調べておきましょう。冷蔵庫の引き取りは、リサイクル料金を含めて、どの家電量販店でも4,000円以上はかかりますので、例え0円でも引き取ってもらえれば助かりますね。

 

交渉術

一番大事なのは、価格交渉です。相手(家電量販店)の状況を把握したうえで、臨まなければなりません。それに必要なのはネバリ。時間をかけなければなりません。時間をかければかけるほど、お店側としては、このまま帰してしまったら売り上げはゼロ。少ない利益でもいいから買ってほしいとなります。

 

ただ単に、安くしてではダメです。まずは、じっくり話を聞きながら、おすすめされた商品も見ていきましょう。

 

これがいいかなと決まってから価格交渉です。家と同じで100%自分の希望にあったものと出会うのは難しいもの。何か妥協をしなければいけないものが出てくるかと思います。右開きか左開きか、年間の消費電力が高いとか、色が嫌だとか、機能が足りないとか、野菜室の位置が嫌とか、冷凍室はもう少し容量がほしいとか、まだ使えそうだからやっぱり止めようかなという想いが出てくるかもしれません。

 

そういう場合は、一度売り場から離れましょう。後で後悔しても困りますからね。頭を冷静にしたうえで、自分が気に入った機種の最安値を探しましょう。価格.comで品番で探すか、そのままグーグルで品番を売り込んでもでてきます。

 

おそらく、表示される金額は家電量販店よりも安いはずです。

 

そして、もう一度売り場に戻って、その画面を見せましょう。「この価格と一緒にしてくれたら買います!」と言ってください。いわゆる指値ですね。

 

すると、今度は家電量販店の担当者が、その場を離れると思います。家電量販店側でも色々情報収集してますから、調べにいきます。数分後に戻り、最安値が表示されているものとの違いが説明されると思います。これは展示品だとか、設置費が含まれてないとか、リサイクル料金が高いとかですね。そう言いつつも、同じ価格にしてくれるはずです。一度、売り場を外れて戻ってきてくれたお客様ですから、あきらめかけた売上が発生するという、応じなければネットで買われるという、そんな心理状態になっています。

 

これは、安さを売りにしているヤマダ電機ケーズデンキなどの家電量販店の場合に有効です。安さだけでなく、サービスやアフターフォローを売りにしている家電量販店は難しいかもしれません。前述の戦略機種でないと、ほんとに利益がなくなりますからね。

 

売りたそうにしている機種についてる特価価格が159,800円だとしたら、150,000円が精一杯の価格ですと言うかと思います。きりのいい数字ですね。もう十分に安い値段です。そこから更に、10,000円前後の値引きが、対応してもらえる範囲です。

 

交渉のポイントは、あくまでも納得できない部分があるということ。その分の再値下げです。家電量販店もネット通販に対抗しなくなってますから、理由もなく安くはしてくれません。

 

行くなら、平日の夜など、お客さんの少ない時間帯が狙い目です。売る側としたら、少しでも売り上げが欲しいですからね。多い時だと、売れなくても「違うお客さんがまたすぐ来るからいいや」となりますから。

 

もうこれ以上価格は下げれないという時は、昔の新聞屋さんのように、洗剤をつけてくれたりする場合もありますよ。

 

交渉は悪いことではないので、ぜひ楽しんでくださいね!

 

まとめ

冷蔵庫を安く買うコツを順にまとめると

①リサイクルショップの出張無料査定で、使用中の冷蔵庫を査定してもらう

②10月~11月に家電量販店に行く

③機能を比較しながら、おすすめ(お得)商品を紹介してもらう
 ※展示処分品・生産終了品・戦略機種品

④機種を決めたら価格交渉をする

⑤冷静に悩む

⑥最安値を提示して価格をあわせてもらう
 ※あわせてもらえない場合は、ネットで購入する

⑦金額以外の粗品も要求してみる

 

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