2歳の幼児 母親をかばう
2歳の息子「あ」っとが昨日、私をかばってくれました。
100均で買った、飛行機のおもちゃ。ゼンマイ仕掛けで、前に進んでいる途中ででんぐり返しをして、また、前に進むというおもちゃです。子供がそれを結構気に入っていて、おかしゃん、ひこーき、ひこーきと言って、持ってくるんです。
それが、昨日、おとしゃんが帰ってきて、おとしゃん、ひこーき、ひこーきとなったのですが、うまくでんぐり返しができなかったんです。どうしてかなぁ?とおとしゃんが見ていたのですが、うしろの翼が破損していることが発覚。その翼を起点にして、でんぐり返しをする仕組みになっているので、片方が折れているとバランスがとれなくなり、横に倒れてしまいます。
ボンドでくっつけて直すしか方法はありません。
しかし、折れている破片も見つからず、踏んだんじゃないの!と一言。
おとしゃんから私にです。
私は、踏んづけた記憶もなく、違う違うと。
少し前に、これまた、100均で買った同じくゼンマイ仕掛けの電車のおもちゃがあって、それを踏んづけちゃって壊したことがあったんです。
前科持ちのため、あらぬ疑いをもたれたんです。
その時は、子供を眠りにつかせようと暗いなかをだっこしていました。
で、おもちゃに気づかず、バキっ。です
今回は、そんな踏んづけた音もなく、感触もなく、事実無根でございます。なんです。
いくら鈍感な私でも、そんなもの踏んづけたら、わかりますから。
で、知らずに踏んだんじゃないの、あやしーあやしーとおとしゃんから言われていたその時。
あー。あー。
と
右足をあげて、しこを踏むこと2回。
自分を指さし、踏んだ、踏んだ
と、やってくれたんです。
自分が踏んだとね。
「あ」っとが踏んだの?って聞くと
うん、うんって。
かばってくれたんですね。おとしゃんから私が責められてると思ったのか、
母親をかばってくれたんです。
ちょっと泣きそうになりましたよ。
きっと、いい男になる。
ちょっぴり自慢したくなる1日でした。