父親嫌いを解消する、たった一つの魔法の言葉
おとしゃんです。
結構頑張っていますが、まだまだファーストにはなれません。
おかしゃんの次、セカンドにてポジショニングしています。
休日は、おとしゃん嫌、おとしゃん嫌の連続放射を浴びていました。
常にだっこはおかしゃんの役目となっています。おとしゃんもだっこしたいよ~と言うと、たまに来てくれます。あと、おかしゃんが近くにいないときも仕方なく。
しかしながら、私は日本が誇るサラリーマン、日本カイゼン株式会社に所属しているのです。PDCAサイクルに則り、日々改善を試みております。
では、なぜそこまで父親を嫌がるのか?
仮説はこちら
母親と過ごす方が楽しい
多分そう。
きっとそう。
絶対そう。
では、おかしゃんと一緒の何が楽しいのだろうか?
①おなかの中にいる時から、たくさんの時間を共有しているので安心できる
②おかしゃんの方がたくさん話しかけてくれる
①は、かなり手強い。やっぱり馴染みのお店は強いのだ。
これには、接触時間・接触回数を増やすしか方法はありません。やれることは一つ。残業せずに早く帰宅。そして、遊ぶ。毎日早く帰宅するのは無理なので、週に2回は早く帰る(息子が眠りにつくまでに)。
遊びはこんな遊び
②は、よくよく見てると、おかしゃんがだっこしている時は、よく話かけている。あれが何、これが何と。同じことも繰り返しながら。よく何回も言えるな~と鈴木奈々かと想うくらい繰り返す。一方、私はだっこするだけで、あまり話はしていない。だっこしながら他の事を考えていたりする。これを改善。とにかくしゃべりまくることに。
でも、これだけでは、たんなる対処方法にすぎない。
私の目的は、おとしゃんファーストだ。
そこで、更なる仮説。
息子といっても子供は子供。女性と同じように扱えばいい。
愛情は、声に出せ。言わないと伝わらない。というアンチジャパニーズの定説。
それで、私が実行したのがこの3つ。
①週2回は残業せずに家に帰る
②だっこしながら、たくさん話しかける
③おとしゃんは、「あ」っとのことが大好きだよとボディタッチしながら言う。しかも毎日。
それから1週間。
儀式が完成です。
寝るときに、必ず呼んでもらえるようになりました(帰宅が遅い時は除く)。
おかしゃんこっち、おとしゃんこっちと、寝る場所を指定され、自分を真ん中に両サイドを両親がかためます。そうして寝床につくと、ハッピバースデーの歌がはじまります。ハッピバースデーツーツ(ユ)ー、ハッピバースデーツーツー、ハッピバースデ~ディア―おかあしゃん~、ハッピバースデーツーツー、おかしゃんおめど(おめでとう)、と。その次におとしゃんバージョン、最後は自分バージョンと3曲アカペラで披露してくれます。それから、おかしゃん大好き!、おとしゃん大好き!って言ってくれるんです。
仲良しこよしです。
しかし、しかしですよ。
順番はおかしゃんが先なんです。大好きを言う順番までも。
大好き作戦は実は知らぬ間におかしゃんに真似されていたんですね。今まで言っていなかったのに、あっとのことが大好き、大好きと言っていたんです。
同じようにされれば勝ち目はありません。
結局、ボトムアップはできましたが、ファーストの位置を脅かすまでは至りませんでした。
ファミリーとしてよしとしておきましょう。
ちなみに、私たちの誕生日は、まだ先です。