神農祭 北浜・淀屋橋のお祭り
今日、11月23日(木・祝)は、1年間の中で大阪市内で行われる最後の祭りです。
その名は、神農祭。
大阪に住んでいる方でも知っている人は少ないかもしれません。大阪のお祭りは、「えべっさん」(1月)ではじまり、「神農さん」で終わるともいわれています。神農祭が「とめの祭り」と言われる所以でもあります。
神農祭とは
文政5年(1822年)、江戸時代後期に大流行したコレラが大阪まで広がり、多数の死者を出しました。その際、大阪市道修町の薬種問屋が丸薬をつくり、張り子の虎を神前に供え、疫病祈願をこめたことが始まりとなっています。このお祭りでは、厄除けの笹にその張り子の虎が付けられ授与されます。授与といっても無料でもらえるわけではありません。イメージで言うと、えべっさんをこじんまりした感じです。このお祭りは、平成19年4月には、大阪市無形文化財(民俗行事)に指定されるなど、伝統ある催しなんです。
開催時期
毎年、11月22日、11月23日の2日間と固定されています。
開催場所
少彦名神社(すくなひこな神社)
何の神様?
日本医薬総鎮守で病気平癒・健康成就の社で無病息災のご利益があるといわれています。張り子の虎がお守りとなっています。
開催時間
10:00~20:00
アクセス
地下鉄堺筋線・京阪電車「北浜駅」6番出口徒歩2分
地下鉄御堂筋線「淀屋橋駅」8番出口徒歩8分
露店は
少名彦神社の前の通りに、出店がたくさんでています。堺筋から御堂筋まで連なっているんです。
夜はこんな感じです。昨日は雨で人が少なかったです。