北摂 子育てブログ

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<子供に流行りの病気2018> アデノウイルスに感染。外出、お風呂はいいの?予防・原因は?

2018年5月23日更新

 

この10年で最も猛威をふるっていると言われている流行性角結膜炎。その原因はアデノウイルスです。

 

我が家も、この冬にアデノウイルスに感染しましたので、その際の記事をご覧ください。

 

 子供がアデノウイルスに感染したのですが、発熱があったのが、先週の水曜日(12月)。その日は珍しく朝食を食べなかったので心配していたのですが、熱もなかったので保育園へ登園。到着と同時に実施する検温では、37.5°を超えていました。日曜日から下痢が続いていたのもあったので、かかりつけの病院へ。整腸剤のビオフェルミンを処方されました。私も週末にノロウイルスのような症状で体調を崩していたので、それが移ってしまったのかと心配しましたが、それは関係なさそうです。

 

 

ビオフェルミンは、甘い薬ではないので嫌がって飲まず。その日の夜に体温は、39°以上に上昇します。

 

次の日も熱は下がりません。朝から抱っこ、抱っこで疲れて腰をおろしましたが、その膝のうえでおやすみです。熱が下がらないので、病院に電話したら、インフルエンザの可能性もあるので、検査しましょうか?とのこと。それなら、その日のうちがいいとのことで病院で検査を受けました。結果は陰性です。予防接種を2回受けたばかりなのに、感染していたらショックですよね。なんのための予防接種なのかと。

 

金曜日は朝から熱が下がったので、登園しました。しかし、その場の検温で37.5°超え。家を出る前に計っているのですが、どんどん体温は上昇するんですね。保育園の先生の話では、園でもアデノウイルスが流行しているので、それに感染したのでは?とのことで、急いで病院へ。検査結果は陽性。アデノウイルスに感染していました。4~5日で熱が下がるので、次の日は休んで、2日後に保育園に行ってよし、という診断です。

 

「鼻、鼻」とずぅーっと言って、鼻水が止まらずとても苦しそうだったので、耳鼻科にも行き(以前、中耳炎になったことがあるので心配で)、結膜炎のように目が赤くなったので、眼科にも行きました。耳鼻科は、鼻を少し吸い上げてくれるだけ。眼科はアドノの影響ではないだろうとのことで、殺菌の目薬を処方で明日再診です。日曜日の朝には熱が下がったので登園していますが、まだ下痢の症状は続いています。

 

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目次

 

 

アデノウイルスってどんな病気?

約50種類のウイルスがあります。夏に流行するプール熱も、アデノウイルスの一種です。軽度~重度の風邪の他、気管支炎や肺炎、扁桃炎、結膜炎などの原因になります。特に、扁桃炎と結膜炎は症状がひどくなるのが特徴です。腸炎タイプは、ひどい下痢が続くこともあります。その種類が多いために免疫がつきにくく、何度も発症します。一般的に、症状は3~5日程度で治まることが多いようです。

 

 

熱は?

39度から40度の高熱が、4~5日間くらい続きます。うちの子は、朝、一時的に下がったことはありましたが、4日間続きました。

 

症状

ウイルスの種類が多いので様々ですが、のどが痛み、目が赤くなります。さらに、頭痛、吐き気、腹痛、下痢が伴うことがあります。うちの場合は、のど(痛い痛いとは言いませんが食欲不振)、目の赤み、鼻水、下痢でした。ぐったりとまではいかないまでも、いつものように、遊び最優先ではなかったです。ほぼ、100%近く抱っこの時間です。全身の倦怠感などがあったのかもしれません。

 

診断方法

病院には、のどや目やになどからウイルスを検出できる簡易な診断キットがあります。また、便でウイルスを調べることもできるようです。

 

潜伏期間

5~7日となっています。潜伏期間中にも人に感染するのがやっかいです。

 

治療方法

基本的に治療方法はありません。自然の回復を待つしかないのです。お母さんの看護が大変だからということで解熱剤の座薬は処方されましたが、迷った挙句、使用しませんでした。寝苦しいのか、夜中は何度も目を覚まし、だっこ、だっこときます。それと、鼻水を緩和する薬(甘くないので飲まず)、整腸剤、眼科では殺菌目的の点眼薬を処方されています。

 

食事は?

のども腫れていたので、欲しがるもの、食べることができるものは何でも食べさせてあげて、とのこと。ほぼ、牛乳オンリーです。ネットで調べると、乳製品は消化に悪いので、控えましょうとありましたが、それしか好まないので飲ませました。下痢が長引いているのは、それが原因なのかもしれません。後は、最近はあまり食べないバナナを欲しがりましたので、買いに行って、食べさせてます。アデノウイルスは、脱水症状が起こりやすくなりますので、水分補給は必須です。

 

入浴について

熱が下がっている時にO.Kとのことだったので、土曜日の朝に入れました。ただ、やっぱりしんどそうで、湯船の中で立っていられない状態です。横抱っこでお湯に漬かりました。2日間、頭も洗っていなかったのでお風呂に入れたのですが、今思えば、無理に入れる必要はなかったと反省しています。

 

外出について

2週間ぶりの家族での休日で、子供は外、外と外に出たい様子。買い物もあったので、出かけたかったのですが、耳鼻科のみで、すぐに帰宅しました。感染させるおそれもありますので、なるべくなら、外出は控えた方がいいでしょう。

 

学校禁止・欠席

保育園や幼稚園、学校は医師の許可がおりるまでは休まなければなりません。(学校保健安全法などの法律もあり)うちの場合は、熱が下がってから1日は休むようにという指示でした。書類への記載も必要になってきます。

 

流行の時期

プール熱といわれるように、夏に多く見られていましたが、現在は、夏に限らず、年中通して流行しているようです。

 

予防・原因

くしゃみ等による飛沫感染、糞便等による糞口感染があります。人から人へ感染し、非常に感染力が強いのが特徴です。また、潜伏期間や症状が治った後でも、便からなど、1ケ月間程度はウイルスが出続ける場合もあります。大人にも感染する可能性もあり、症状も同じように出ます。うがい、手洗いはもちろんのこと、タオルを別にする、おむつ替えを慎重に行うなどの対応が必要です。

最後に

幼児は熱を出すことが多いと思います。40°にも度々なったりしますが、ほんとに熱があるの?っていうくらい元気なことが多いです。ただ、今回は抱っこをせがまれる回数が多く(起きているほぼ全時間)、とってもしんどかったんだと思います。保育園に行くまでは、熱を出したりすることもなかったのですが、通い始めてから、RSウイルス、手足口病アデノウイルスと感染してきているので、免疫がつくまでは、仕事をせずに一緒に過ごしたほうがいいのかなと思ったりもします。熱は下がりましたが、アデノウイルスが原因で、角膜混濁が起こると、視力障害が残る可能性もあります。慌てて眼科にも行きましたが、アデノウイルスでは、もっと症状がひどくなるとのことで事なきをえました。

  

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