恵方巻の始まりは?仕掛けたのは大阪のコンビニではなくあの団体
おとしゃんです。
2日連続の出演。少し緊張する。
「あー、あー、マイクのテスト中」
よくやったこんなこと。ポンポンポンポンとマイクを叩いて。
さて、今日は「恵方巻」について。
みなさんは昨日、恵方巻を食べただろうか?
恵方に向かって、巻き寿司の丸かぶりをしただろうか?
健康や幸福を祈って。
この恵方巻、
ウィキペディアによると
節分に恵方を向いて無言で食すると縁起が良いとされる巻寿司のこと。商都大阪発祥の風習と言われているが、1980年代まで大阪市内でも知名度はほとんど無く、その起源の定説は未だ存在しない。
「恵方巻」という名称は1989年、コンビニエンスストアのセブン-イレブン広島市中区舟入店の野田靜眞氏が「大阪には節分に太巻き寿司を食べる風習がある」と聴いて仕掛けたことにより、1998年から全国へ広がり 、2000年代以降に急速に広まった。
となっている。
つまり、発祥の地と言われる大阪でも知られていなかったのに、知らないうちに恵方巻という名前がつけられ、全国区になったのだ。
これつまり、「ひとし・まさし」でデビューして、知らないうちに名前が変わり、ダウンタウンとして全国区になったのとはワケが違う。
今日のポイントはここ、
大阪でも知られていなかったのに、なぜ有名になったのか?である。
元々あった風習が時代とともにさびれていくのはよくあることだ。だがしかし、今回は全く逆の現象が起きているのだ。これは自然にはおこらない。人工的な手段が施されている。
こちらをご覧いただきたい。昨日、スーパーで貰った鬼のお面。
左下に注目。
大阪海苔協同組合、大阪海苔昭和会と記載してある。
なぜ、海苔の協会がこんなものを作って、無料で配っているのか?
実はこれ、(昨日も少し触れたが)、海苔の協会が海苔の消費をアップさせる目的として、節分の日に巻き寿司を食べるように促したのだ。
大阪の道頓堀でチラシを大量に配布し、節分=巻き寿司を丸かぶりで食べる日として定着させた。
仕掛けたのは大阪でも有名なPR企画会社である。
その時点では、「恵方巻」という言葉は誕生していないが、節分=恵方へ向いて巻き寿司を無言で丸かぶり=幸運がやってくるという図式をつくりあげた。
その後、「恵方巻」とネーミングし、全国へと普及した過程はウィキペディアに任せよう。
理由はどうであれ、昨日、あの赤鬼のお面を被り、寒風にさらされたのは言うまでもない。
さあ、今日は朝から豆拾い。
しあわせ、やってこーい!
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